「とめはねっ！」ドラマは1月7日から

漫画家・河合克敏先生の作品に出合ったのは高校の頃。
柔道部の友人曰く「ちゃんと柔道やってる」漫画ということで（他の柔道漫画はいまいち面白くなかったらしい）、借りて読んだのが「帯をギュッとね!」でした。

帯をギュッとね! (1) (小学館文庫)

• 作者: 河合 克敏
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2002/10
• メディア: 文庫

この漫画もそうなんですが、その競技をやったことがない人にも分かりやすく面白い話を作るのがうまい漫画家だなぁという印象があります。高校の体育が剣道だった僕は柔道を全くやったことありませんでしたが、熱中して読んでしまいました。

モンキーターン (1) (少年サンデーコミックス)

• 作者: 河合 克敏
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 1997/03
• メディア: コミック

その後に描かれてアニメ化もした「モンキーターン」も、競艇なんて馴染みのない競技の漫画なのに面白さが伝わってきますしね。
でも、終盤の恋愛事だけは辟易としました。前作が爽やかすぎたんですかね～、そのギャップが。
まぁ、それでも面白いものは面白いのですが。人間関係のドラマとして見れば。

そして、現在ビックコミックスピリッツで連載してるのがまったり熱血書道漫画「とめはねっ! 鈴里高校書道部」。

とめはねっ! 鈴里高校書道部 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)

• 作者: 河合 克敏
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2007/05/02
• メディア: コミック

……書道？

カナダ帰りの大江縁と柔道部のホープ望月結希という書道初心者二人を中心とした文科系の部活物。
でも、内容は体育会系部活物並に熱いものになっています。

そんなとめはねっ！がNHKドラマ８枠にて実写ドラマ化。
楽しみですよ。楽しみなんですけど……、ねぇ？

ドラマ８といえば比較的（メジャーと呼ばれている作品よりも）マイナーな原作を元にしたドラマをやってるんですけど、正直他作品期待外れだったんですよね。

Q.E.D.とかふたつのスピカとか。原作改編は基本許すんですけど、話の核だと自分で思ってる部分が削られてるんだもんなぁ。ライオンさんとかライオンさんとか。
後者はアニメ化されてるからまだいいけど、特に前者。ビデオ撮ってあるけど見直す気にもなれない。

モ○娘はやっぱりいらないよ、本当。まだ無名な発展途上の役者さん使ったほうが良い演技する。Q.E.D.なんて今度いつ映像化されるかわかんないのに。
すみません、毒吐きました。

そんなわけで、話は知ってたけどあんまり期待せずに放送週となってしまいました。
そして、先日NHKを見てた時に偶然番宣を視聴。

あれ？　意外と面白そうじゃない？

主演の朝倉あきさん他役者さんもイメージから逸れてないし。というか、部長ちゃんと双子使ってるんだ……。
とりあえず、録画はしとこうかなって思ってます。